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M&Aでは、専門的な用語が数多く登場します。
M&Aの流れに沿って、各用語を解説していきます。
(読み)ちゅうかんきん
中間金とは、M&Aの相手方が決まり、売手企業と買手企業双方である程度のM&A進捗が発生した際にM&A仲介会社に支払う費用のことです。主に、トップ面談時、基本合意締結、買手企業からの意向表明書に対する売手オーナーの応諾時(LOI受理時)に、中間金が発生します。
中間金はM&A仲介会社に支払う手数料のことで、M&Aの手続きがある程度進んだ場合に支払います。一般的には、買手企業と売手企業のトップ面談実施、買手企業から売手企業への意向表明書の提出、基本合意契約書を締結した場合に中間金が発生することが多いです。仮に基本合意契約書を締結したとしても、基本合意契約書には法的拘束力がないことが多いのですが、結果的にM&Aが成立しなくても中間金は戻ってきません。また、中間金は買手企業と売手企業の双方がM&A仲介会社に支払うことになります。中間金の相場は、100~200万円程度の定額の場合や、成果報酬の1割や2割程度の場合もあります。また、M&A仲介会社によっては不要な場合もあります。
中間金の注意点は、一度支払うとM&Aが不成立であった場合でも返還されないことです。基本合意に達したからといっても企業調査の結果、売手企業に簿外負債があった等など、当初想定していないマイナス面が明らかになった場合に買収を行わないという結論に至ることもあります。また、着手金や中間金などの多額の手数料を支払うことで元を取ろうと、何が何でもM&Aを成立させようという気持ちになり、不利な条件で買ったり、不利な条件で売却したりするリスクもあります。中間金はM&A仲介会社によっては成功報酬に組み込まれていたり、必要のない場合もあるため、自分が依頼するM&A仲介会社の料金体制体系をあらかじめ念入りに確認することが大切です。いくつかの仲介会社と料金比較を行うと良いでしょう。
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